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【グローバルアイ】ノーベル賞の前夜、日本の風景は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.23 08:44
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ノーベル賞ウィークが終わった。8日の生理医学賞をはじめ、15日の経済学賞まで6分野の受賞者が発表された。

東京特派員として眺めるノーベル賞ウィークは、韓国にいる時とは全く違う。韓国ではただ別の世界の話のように感じていた。しかし日本の国民は「今日は誰が候補か」「今日も選ばれるだろうか」と毎日のように期待に胸を膨らませている。日本人には一日一日がドラマであり、オリンピックの決勝戦だ。

 
ノーベル賞ウィーク、日本のある民営放送局の取材計画書を偶然に目にして驚いた。午後6時30分、生理医学賞の発表が予定された8日、この放送局の社会部記者の取材計画は次のようだった。

「脳研究分野の最高権威者である理化学研究所の伊藤正男教授が受賞する場合は研究室で会見が予定されていて、fMRI(機能性磁気共鳴装置)を開発した小川誠二博士が受賞すれば鎌倉市の自宅の玄関前で取材が可能だから家の近くで待機すること。コレステロール抑制剤を開発した遠藤章教授が受賞すれば東京農工大本部の建物で午後7時15分から記者会見が始まり、京都大の山中伸弥教授が受賞する可能性もあるので、すべて各自の場所で緊張感を維持するよう願います…」。

生理医学賞だけで4人もいる候補に取材記者とカメラ記者がすべてついた。結局、祝砲は京都で上がり、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を初めて作り出した業績で山中教授が栄誉の主人公になった。日本は19回目のノーベル賞受賞で、科学賞だけで16回目だ。日本全国が歓呼した。

物理学賞が発表された9日も、科学賞が発表された10日も同じだった。物理学賞にはニュートリノの観測に成功した鈴木厚人教授ら3人の日本人が有力候補に含まれた。10日には酸化チタンの光触媒反応を研究した藤島昭教授の受賞の可能性を日本列島が息をのんで見守った。

11日に文学賞が期待された村上春樹氏は受賞を逃し、今年の日本人受賞者は山中教授1人だった。年に1度ずつ訪れる日本のノーベル賞祭りもこうして終わった。「今日は日本人受賞者がいなかった」という報道に接すると、「今日は残念ながら金メダルが出なかった」という韓国のオリンピック報道を思い出す。

東京特派員にとって「日本のノーベル賞の秘訣を取材しろ」という指示ほど負担になるものはない。過去に受賞者や文部科学省の官僚を取材しても、「政府の粘り強い支援が重要だ」「先輩の受賞者が刺激して後輩が精進する研究システムを構築しなければならない」「科学者を優待する社会の雰囲気をつくらなければならない」という模範答案だけが返ってくる。実際、基本に忠実であること以外にノーベル賞に到達する近道はあるだろうか。

サッカー韓日戦の敗北より悔しい思いをするべきだが、最近はその悔しさを感じる人たちさえも減っているようで心配だ。

ソ・スンウク東京特派員

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