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メキシコも撤去の撤回を要求する済州道の建築物(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.22 14:26
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済州道西帰浦の海岸に建てられた“臨時建築物”の撤去をめぐり論争が起きている。 メキシコ政府が撤去に反対して外交問題に浮上し、先週の国政監査でも国会議員と地方自治体当局者の間で舌戦が繰り広げられた。 西帰浦中文観光団地国際コンベンションセンターの後ろの丘にある「カサ・デル・アグア」(スペイン語で「水の家」という意味)のことだ。

「カサ・デル・アグア」はメキシコ出身の世界的な建築家リカルド・レゴレッタ(1931-2011)の遺作。 ここに新築中のホテル・レジデンスの設計を担当したレゴレッタが09年3月、モデルハウスとギャラリーの用途として建築した2階建ての建物だ。 延べ面積1279平方メートルで、1階はギャラリー、2階はレジデンスのモデルハウス。

 
この建物の中に入ると、大きな窓から中文の海岸の絵のような風景が目に入る。 日の出から日没まで、建物の光と陰、色相が変わるように設計されている。 火山噴出物からインスピレーションを得たという外壁の赤褐色が周辺の青い海と対照的だ。 非常に有名な巨匠の作品であるため、この建物を見るために済州道を訪れる建築学徒も多いというのが、管理人キム・ソンボクさん(58)の説明だ。 17日に現地で会った建築士キム・ヒオクさん(50、女性、ソウル)は「建物の内部に風景を引き込む豊かな空間、精巧なディテールが目を引く。 光がカラーとともに落ちる感じが印象的」と評価した。

このように好評を受けるこの建物は、法と規定に基づくと、すでに撤去されていなければならない「違法建築物」だ。 海岸から100メートル以内に永久建築物の設置を禁止した規定に基づき、最初から臨時建物として建てられ、その期限は昨年6月に終わった。 「カサ・デル・アグア」は海岸線から35-80メートルの距離にある。


メキシコも撤去の撤回を要求する済州道の建築物(2)

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    メキシコも撤去の撤回を要求する済州道の建築物(1)

    2012.10.22 14:26
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    済州道西帰浦中文の海辺にあるメキシコの巨匠リカルド・レゴレッタの作品「カサ・デル・アグア」。 モデルハウスとギャラリーの用途として建築された2階建ての建物(写真=樹流山房)。
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