日系スーパーが相次ぎ韓国上陸…伝統市場からは反発も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.22 10:22
流通産業発展法の規制から外れている日系スーパーマーケットに対する伝統市場商人の反発が強まっている。全国1517の伝統市場を代表する全国商人連合会は21日、来月までに日系企業型スーパーマーケットに対する実態調査を終えた後、政府に本格的な対策を要求することにしたと明らかにした。最近釜山(プサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)地域を中心に日系スーパーの開店が相次いでいることを受けたもの。
現在韓国に進出している日系流通企業はトライアルとバローマートが代表的だ。福岡に本社を置くトライアルカンパニーは2004年にトライアルコリアを設立して韓国市場に本格進出した。2005年に1号店となるトライアルマート咸安(ハムアン)店をオープンし慶尚南道と全羅南道(チョンラナムド)地域を中心に店舗網を拡大してきた。現在慶尚南道、全羅南道、慶尚北道(キョンサンブクド)地域で7店のトライアルマートと4店のトラボックスを運営している。330平方メートル以上ならトライアルマート、以下ならばトラボックスと区分する。トライアルマートは24時間年中無休だ。この会社は昨年日本の131店舗で2344億円の売り上げを記録した。