【社説】安保理非常任理事国入り、韓国外交力強化の契機にすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.20 11:48
韓国が任期2年(2013-14年)の国連安保理非常任理事国に選出された。1996-97年に続いて2度目だ。安保理理事国入りは外交的に重要な意味を持つ。国際舞台で発言権を強化し、グローバル安保問題に主導的に参加できる機会が得られる。それだけ責任が重くなるという意味でもある。
10カ国の安保理非常任理事国は米国・中国・ロシア・英国・フランスの常任理事国と違って拒否権はないが、すべての安保理活動に同等な資格で参加する。安保理は国際社会で武力使用の承認や金融制裁など法的拘束力がある強制権を行使できる唯一の機構だ。15の理事国のうち常任理事国を含む9カ国以上の賛成で安保理決議が採択されれば、194加盟国はすべて履行する義務を負うことになる。大陸別に順に選出される非常任理事国に進出するため、各国が激しい水面下競争を行う理由だ。