個人事業者の廃業が急増、昨年は83万人が廃業=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.19 09:24
「廃業してしまいました。もう1年になるのに…」。18日に通話したキムさんの声には力がなかった。店舗の保証金を除きマイクロクレジットから3000万ウォンの借り入れまで受けてプデチゲ店を出したのが2010年6月。開業する時は「マイクロクレジットフランチャイズ創業第1号」とメディアにも載った。初期には商売になりそうだったが数カ月もたたずに賃貸料の支払いも厳しくなった。結局開業1年で店を閉め、借入金を返済したら無一文になった。キムさんは、「最後の希望だと信じて店を開いたが結局お金だけなくなった。いまは元手がなく何の仕事もできずにいる」と話した。
国税庁が民主統合党の金賢美(キム・ヒョンミ)議員室に提出した資料によると、キムさんのように昨年商売をたたんだ個人事業者は82万9669万人に達する。前年より3%増加し、2007年の84万8062人以後で最大値だ。全個人事業者519万5918人のうち16%が廃業したわけだ。