ワタナベ夫人、ロシア・ルーブル債券に注目(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.17 17:01
「ワタナベ夫人」(日本人個人投資家)の好みが多様化している。 ブラジル・レアルに続き、トルコ・リラに注がれた視線が、最近はロシア・ルーブルに向かっている。
16日の英フィナンシャルタイムズ(FT)によると、7-9半期の「売り出し債」販売高のうち、ルーブル建て海外債券が3番目に多かった。 売り出し債は少額外貨債券で、主に機関投資家を相手にしたサムライ債とは違い、ワタナベ夫人が主な販売対象だ。ルーブル債券は最近、ブラジル債券、トルコ債券に続き、3番目に多くの資金が集まっている。 累積額で見ると、2010年以降にワタナベ夫人が最も魅力的な投資先と見なしてきた豪ドル・米ドル建て債券に比べてまだ少ない。 しかしFTはバークレイズ東京の山本雅文チーフFXストラテジストの言葉を引用し、「ルーブルが新たな人気通貨になる可能性が高い」と報じた。