北朝鮮兵士の南下…韓国軍、ずさんな警戒に虚偽報告まで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.10 17:44
2日に亡命した北朝鮮兵士の身柄確保過程で、韓国軍の警戒態勢に深刻な問題があったことが明らかになった。
聯合ニュースによると、2日、江原道高城郡(コソングン)の部隊は、北朝鮮兵士が生活館(内務班)の扉をたたいて「亡命したい」と伝えてくるまで、この兵士の接近に気づかなかったという。
軍関係者は「合同参謀本部の戦争態勢検閲室がこれまで確認した結果、亡命者(北朝鮮兵士)が小哨(生活館)の扉をたたいた後、韓国側の将兵が出て身柄を確保したことが分かった」と明らかにした。亡命ではなく他の目的があったとすれば、危険な状況につながる可能性があったということだ。