【取材日記】ミサイルがあれば基本は錆び付いてもいいのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.10 11:10
戦争で金は筋肉といった。経済力が大きくなるほど軍事力もともに大きくなるものだ。さまざまな先端兵器導入を推進中の韓国もその事例だ。次世代戦闘機(FX)、大型攻撃ヘリコプター、海上機動ヘリコプター、次世代潜水艦、次期多連装砲…。すべて金がなければ持ってこられない武器だ。来年度予算の戦力増加費は過去初めて10兆ウォンを超えた。
それだけだろうか。金と技術があっても作れなかった射程距離800キロメートル級弾道ミサイルも備えることになった。理論的に北朝鮮のどこでも4~5分で打撃できるわけだ。韓米ミサイル指針を改正した結果だ。これまでは北朝鮮が射程距離6700キロメートル級のミサイルを飛ばしても見ているしかなかった。手足を縛られたまま戦争をするものという自嘲混じりの声もいまは深く沈んでいる。少なくとも兵器体系だけ見れば韓国軍は“モムチャン”級と言っても過言ではない。