“フィギュア女王”キム・ヨナ（２２）の“永遠のライバル”浅田真央（２２、日本）が復活を知らせた。

浅田真央は７日、２０１２国際スケート連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズに出場する選手とともに記者会見を行い、「今季の新しいテーマは“向上”。１２月に開催されるＧＰファイナル進出が目標」と明らかにした。

ＧＰシリーズは１週間間隔で計６回開かれる。 アメリカ（シアトル）、カナダ（オンタリオ）、中国（上海）、ロシア（モスクワ）、フランス（パリ）、日本（仙台）の順だ。 シリーズチャンピオンの競演舞台となるＧＰファイナルは１２月６日にロシア・ソチで開催される。

浅田は今季、来月２日から４日まで中国・上海で開催される中国大会、来月２３日から２５日まで日本・仙台で開かれる日本大会に出場する。 ２０１１、１２年と連続で世界選手権６位と振るわなかった浅田は、今回、雪辱の意志を見せた。

浅田は「去年よりも技術的にも精神的にもしっかりしている。気を抜かず向上を目指したい」と意欲を見せた。 浅田は今季、不振から脱するために、佐藤信夫コーチ（７０）の助言を受けて十分に休息を取り、６月にハンガリーで合宿をした。

一方、２０１４年ソチオリンピック（五輪）に出場するとして６月にフィギュアスケート競争舞台への復帰を知らせたキム・ヨナは、今季どの大会に出場するかはまだ明らかになっていない。