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韓国原発2基が同じ日に連続で故障…今年7回目

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.03 09:39
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韓国の原発2基が相次いで故障で停止した。

韓国水力原子力(韓水原)は2日午前8時10分ごろ、釜山市機張郡の新古里(シンゴリ)1号機の原発(100万キロワット容量)が発電を停止したと明らかにした。韓水原側は「原子炉の出力を調節する制御系統に故障が発生し、原子炉とタービン発電機が自動で停止した」と明らかにした。

 
続いて10時45分には全羅南道霊光郡の霊光5号機(100万キロワット級)が停止した。発電機タービンに必要な蒸気を供給する装備に水を送るポンプが故障した。2時間30分の間に2基の原発が連続で故障したことで、韓水原は現地に本部長を派遣した。現在、古里にはイ・テホ発電本部長が、霊光にはパク・ヒョンテク安全技術本部長が派遣され、正確な故障の原因を把握している。

今年に入って部品の故障で原発が停止したのは計7回。原発の停止は2010年2回、2011年7回で、今年はすでに昨年と同じ回数となった。

韓水原は原発の故障を事前に防ぐため、毎年「予防整備」を実施している。しかし霊光5号機は整備から4カ月目、新古里1号機も7カ月目で稼働が停止し、「原発管理に問題がある」という指摘が出ている。現在、予防整備は部品群を3つに分けた後、1年に1つずつ順に行っている。原発全体を点検するのに3年かかるため、部品の異常などがすぐに見つからない可能性もあるということだ。

韓水原はこの日の原発の停止について、国際原子力機関(IAEA)の事故・故障段階では「0等級」に該当し、「発電所の安全性および放射能漏出などとは関係がない」と明らかにした。しかし光州(クァンジュ)環境運動連合は「最近、原子炉の核分裂を調節する核心設備の制御棒に異常が多い」とし、根本的な原因究明を求めた。

新古里1号機の場合、昨年の稼働開始前の試験運転当時、8回の故障があったが、うち2回が制御棒の問題だった。霊光5号機も09年に制御棒の問題が発生している。特に霊光5号機は昨年2月に発電が停止し、原因を調査したところ、冷却材ポンプのモーターから30センチのドライバーが見つかり、整備がずさんだという非難を受けた。

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