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深夜2時にソウルの都心で「秋夕整形ラッシュ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.30 13:02
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故郷に向かう秋夕(チュソク)の民族大移動が始まったがソウル都心の整形外科は「秋夕整形」がラッシュとなっている。

秋夕連休を利用して普段から不満だった顔や体形を直そうというものだ。このため深夜に手術を強行する病院も少なくないとJTBCが報道した。28日深夜、ソウルにある大手整形外科。手術と診療が休むことなく続くため病院は明るい。たったいま手術を終えたようにマスクで顔を隠して病院を出る女性たちも多く目についた。この病院だけでなく周辺の他の整形外科も夜を忘れたように手術の真っ最中だ。

 
A整形外科関係者「私たちはきょうから深夜まで手術に入ります。0時や1時、遅いと深夜2時程度です。きょう・あす・あさっては本当に満杯で全スタッフが大忙しです」。

深夜がこれでは昼間は言うまでもない。ここはソウルで整形外科が最も多い地域のひとつだ。ひとつのビルに少なければ2~3軒、多いと5軒の整形外科が集まっている。このように病院が多いとは秋夕を控えどれだけ競争が激しいのだろうか。

この機会にがっちり稼ごうとする病院のマーケティング競争はすでに熱く火がついている。

母親と子どもが同時に手術すると1人が半額になる家族イベントから、友人とともに手術を受けると割引されるイベントもある。両親を若返らせるという秋夕の親孝行整形イベント、秋夕期間中にひっそりとかわいくなるという整形プロジェクト、さらに手術と回復を連休期間内に終わらせるというスケジュールまで。多様な商品と強烈な文面が注目をひきつけた。

B整形外科相談員「写真とともに書き込んでくれればいいです。男性もたくさん上げます。コンプレックスの部分について書き、写真も正面と側面から…」。

仲秋節と国慶節連休を迎えた中国人も整形手術のために海を越え韓国まで飛んでくる。

旅行会社ガイド「観光目的よりは整形手術をしにきます。昨年は40万人が(整形のために)来ました。(中国人観光客)300万人のうち…」。

取材陣は有名整形外科2カ所を訪れ直接相談を受けてみた。秋夕連休の時に遅い時間でも手術時間を取るとして顔の問題点をひとつひとつ指摘した。

C整形外科院長「二重まぶたが濃く見える。口が出て見える。…鼻を前に出せば口が引っ込んで見えるようになる」。

また他の病院も目、鼻、口の手術をすべてしなければならないとそそのかす。

D整形外科院長「鼻がへこんでいるでしょう…鼻の下の部分。これは引き出すのがいいです。目はこのように(糸を入れて)引っ張るのがもっといいです」

取材陣が2つの病院で提示された予想手術費は1500万ウォンに達した。

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