100倍速いインターネットが来年登場…韓国で世界初開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.26 17:12
25日、京畿道果川市の知識経済部庁舎。 世界で初めて開発された「100倍速いインターネット」の試演会が開かれた。 開発責任者である韓国電子通信研究院(ETRI)のイ・サンス博士がマウスをクリックした。 3.2Gb(ギガビット)の映像をダウンロードするのにかかった時間は約1秒。 従来のインターネットにつないだ隣のコンピューターでは、数分後に「完了」の文字が表示された。
ETRIはこの日、新しい光通信技術を通じて1秒当たり10Gbでコンテンツを送受信するインターネットを初めて開発したと明らかにした。 現在普及しているインターネットは1秒当たり100Mb(メガビット)の速度が一般的だ。 新技術は現在のインターネットより100倍速い。
新技術が本格的に普及すれば、大容量放送・通信コンテンツを高品質で速やかに楽しめる。 現在DVD1枚分の40Gbの映画をダウンロードする場合、6分以上かかる。 イ博士は「今ではもう4秒で終わる」と説明した。 ETRIによると、1Gb級の高速インターネットは最近、米グーグルがカンザス州でサービスを始めたという。 しかしETRI関係者は「通信網に時差をおいて情報を分けて送る方式であるため、速度は十分に出ないうえ、電話局から家まで到達距離も最大20キロにすぎない」と伝えた。