“3バン”そろった元大臣の息子5人、自民党総裁めぐり家門の決闘
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.18 15:56
日本政界の最大の関心事は26日に行われる第1野党・自民党の総裁選だ。 自民党の支持率は執権党の民主党を大きく上回っている。 今回選出される総裁が、11月に行われると予想される総選挙の後、日本の首相となる可能性が高い。
出馬を表明した5人の競争は「大臣出身の父を持つ名家の息子の戦い」と要約される。 「家柄が良くなければ総裁も首相もできないのか」という不満が出てくるほど、5人そろって名家の“世襲政治家”だ。 日本の政治で必須といわれる「3バン」をすべてそろえた貴公子があふれる自民党らしい陣容だ。 「3バン」とは「カバン(鞄)」(資金)、「カンバン(看板)」(知名度)「ジバン(地盤)」(後援会)の日本語の後ろ2文字の発音がすべて「バン」で終わるところから作られた表現だ。
まず、2度目の首相に挑戦する安倍晋三元首相の父・安倍晋太郎は外務大臣と自民党幹事長を務めた。 第2次世界大戦後にA級戦犯として逮捕されながらも復権した後、首相まで務めた岸信介が母方の祖父で、父方の祖父・安倍寛も衆院議員を務めた、日本でも屈指の名門家系だ。