日中を刺激する米国、「MD用レーダーを日本に追加設置」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.18 08:59
アジア歴訪を始めたパネッタ米国防長官が17日、最初の訪問地である日本・東京で、ミサイル防衛(MD)用高性能レーダー基地の追加設置に合意した。公式的には、北朝鮮のミサイル脅威などに対応して米国の東アジアMD体系を強化するための措置だ。しかし尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日中の葛藤がピークに達した時点で出てきた発表であり、日中は敏感な反応を見せている。
日本メディアによると、この日、森本敏日本防衛相とパネッタ米国防長官は、日本に2つ目の弾道ミサイル追跡用AN/TPY-2レーダー(別名Xバンドレーダー)を設置することに同意した。Xバンドレーダーは4000キロ以内の弾道ミサイル形態を区別できるほど探知能力が優れたMDシステムの核心設備。日本のXレーダー基地設置は06年の青森県基地に続いて2つ目となる。