1日平均42人…韓国の自殺率7年連続でOECD最高(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.10 09:18
6日、忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョンアン)の順天郷(スンチョンヒャン)大学天安病院本館5階の農薬中毒患者集中治療室。67歳の男性が意識を失い死を待っていた。男性は先月14日に妻とのいさかいから、酒を飲んだ後に腹立ちまぎれに猛毒性除草剤「グラモキソン」50ミリリットルを飲み干した。彼は結局この日午後に死亡した。順天郷大学天安病院は毎年500人余りの農薬中毒患者を治療する。同病院のホン・セヨン農薬中毒研究所長は、「ほとんどが自殺するために意図的に農薬を飲んだ患者だ」と話した。
10日は「世界自殺予防の日」制定10周年だ。世界保健機関(WHO)と国際自殺予防協会(IASP)が自殺は個人問題でなく社会的問題という点を広く広報するために作った日だ。