【特別寄稿】日本の問題は独島ではない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.07 10:16
日本は解決しなければならない問題が一つある。東アジア領域内の和合を導くことを願うのなら、日本は過去を清算し、長期的な観点でどの方向に進むのかを選択しなければならない。すなわち、周辺国とずっと領有権(独島と尖閣/釣魚島)および教科書内容などで紛争を続けるのか、それとも日本政府が目標とする東アジア地域の協力と日本の先導的役割のために政治的な和解を追求するのか、二つのうち一つを選択する必要がある。
教科書の内容および領土紛争に関し、日本と中国・韓国の関係はまた悪化している。特に独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の所有という日本の繰り返される主張(文部省はこの内容が記述された教科書を承認)のため、論争が続いている。南北(韓国・北朝鮮)政府および国民ともに、この島は韓国の領土だと強く主張している。今年7月に始まった紛争は両国間の外交的抗議と大使召還へと続いた。