アップルは１２日に米国で「ｉＰｈｏｎｅ５」を公開し反撃に出るとされる。ＩＴ専門メディアのＣＮＥＴなどによるとアップルは４日に米国内の主要メディアとアナリストに「１２日午前１０時サンフランシスコのイエルバブエナセンターでメディアイベントを開く」という招待状を送った。行事内容は明らかにしていない。ただ、招待状は行事の日付を表わす数字の「１２」の影を数字の「５」にしており、「ｉＰｈｏｎｅ５」の公開行事であることを暗示した。会場となるイエルバブエナセンターはアップルが主要新製品を発表するたびに利用している場所だ。

「ｉＰｈｏｎｅ５」は３．５インチだった既存モデルより画面が大きく、厚さは薄く、第４世代（４Ｇ）網を採用したとされている。「ｉＰｈｏｎｅ５」はこの日公開された後、２１日に正式発売されるものと業界では予想している。

ＬＧ電子とパンテックもまた米国で新製品を出す。ＬＧ電子は５インチのスマートフォン「オプティマス・ビュー」を米最大移動通信会社のベライゾンを通じ「インテュイション」という名前で発売する。６日にベライゾンのホームページで販売を始めた後、１０日から店頭販売を行う計画だ。「インテュイション」はデジタルマルチメディア放送（ＤＭＢ）機能がない点だけ除けば韓国内での販売製品と仕様は同じだ。

パンテックは１６日に米国市場で移動通信会社のＡＴ＆Ｔを通じてＬＴＥスマートフォン「フレックス」の販売を始める。「フレックス」は厚さ７．９５ミリメートルの超スリム型で、パンテックが出したＬＴＥスマートフォンで最も薄い。「フレックス」は今年３大デザイン賞のひとつのレッドドットデザインアワードで本賞を受賞した製品だ。

ノキアはマイクロソフトとともに５日にニューヨークで基本ソフト（ＯＳ）にウィンドウズモバイル８を採用した新しいスマートフォン「ルミア」を発売し、モトローラもこの日ベライゾンとともに新型スマートフォンを公開した。


「ギャラクシーＳ３」が米国で販売トップ、アップルはｉＰｈｏｎｅ５で反撃（１）