韓国人女性画家「250ウォンで…」 日本人夫婦に懇請
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.03 18:19
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羅恵錫(ナ・ヘソク)が書いた手紙とともに今回初めて公開される写真。 日本の実業家・柳原吉兵衛が手紙とともに保管していたものだ。 左側から羅恵錫、柳原吉兵衛夫婦と、夫婦間の未詳の男性。 1927年6月の手紙で言及した写真と推定される。[羅惠錫学会]
「恥知らずなお願いで恐縮ですが、絵を買っていただければ幸いです。 価格は300ウォンですが、250ウォンでもかまいません」。
1931年11月29日、35歳の羅恵錫は日本人の知人にこうした内容の手紙を送った。 日本帝国美術大展に入選した「庭園」を売るためだった。 公務員の月給が50ウォンにもならない時代だった。