【コラム】日本の時限爆弾…国家負債とLNG
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.09.03 16:26
15日には日本電子偉業シャープが創業100年を迎える日だ。 シャープとはどんな企業か。 「シャープペンシル」や「穴なしベルト」から始まり、LCDやテレビなどで世界市場を舞台に活躍した企業だ。 また日本の終身雇用文化を代表する企業でもある。 しかし100周年を控えたシャープの雰囲気はよくない。 大規模な人員削減、事業場の閉鎖・売却など前例のないリストラを進める中、格付け会社からは投資非適格(投機)等級を受けた。 30、40年間にわたり世界を号令した日本電子企業が市場支配力を失っているというが、それが音を立てて崩れているのはこの1、2年間だ。
振り返ると、決定的の事件は東日本大震災とこの災難の転移だった。 険しい斜面に積もった雪、新たに雪が降っても、しばらくは何ともなく積もる。 臨界点に至らせるのは、わずかな雪かもしれず、静寂を破る一発の銃声かもしれない。 強力な地震は巨大な津波を呼び、地震と津波は原子炉を破壊させた。 その後、供給チェーンの崩壊と円高、電力難が続いた。 体力が落ちたところに急所に攻撃を受けた看板企業は大きな傷を負った。