スペインプロサッカーのセルタ・ビーゴが朴主永（パク・ジュヨン、２７）のレンタル移籍を公式発表した。セルタ・ビーゴは３１日（日本時間）、球団公式ホームページで、「アーセナルＦＷ朴主永とレンタル契約を結んだ」と発表した。

セルタ・ビーゴは「韓国代表の元主将の朴主永をアーセナルからレンタルで迎え、興奮している。ホームのバライードススタジアムで発表があるだろう」と伝えた。セルタ・ビーゴは朴主永を１００万ユーロ（約１億円）で１年レンタルし、その後は完全移籍を推進するオプションを得たという。

朴主永はこの日、ビーゴに到着し、メディカルテストを受け、レンタル手続きを終えた。朴主永は李天秀（イ・チョンス、元レアル・ソシエダ）、イ・ホジン（元ラシン・サンタンデル）に続き、プリメラリーガ３人目の韓国人選手となる。

セルタ・ビーゴは昨季スペイン２部リーグで２位となり、０６－０７シーズンに降格して以来６シーズンぶりに１部リーグに復帰したチーム。今季の２試合はマラガに０－１、レアル・ソシエダに１－２で敗れて２敗。パスプレーは威力的だが、ゴールゲッターがいない状況だ。

セルタ・ビーゴは朴主永に得点力を期待している。朴主永獲得を積極的に進めてアレラ監督は最近、現地メディアのインタビューで、「朴主永はパスゲームをゴールで終えられる能力が優れている」と絶賛したことがある。

セルタ・ビーゴの‘エース’ラゴ・アスパス（２５、スペイン）も朴主永を歓迎した。アスパスはツイッターに「ついにすごい朴主永が来た」とコメントした。これに先立ち、アスパスはツイッターで、朴主永がもうすぐセルタ・ビーゴに合流すると伝えていた。

アスパスは昨季２３得点し、セルタ・ビーゴの１部リーグ昇格に貢献したＦＷ。背番号１０番のアスパスは朴主永と攻撃で呼吸を合わせることになる。