中国、野田首相の親書を2日間受け取り留保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.31 08:31
野田佳彦日本首相が中国の胡錦濤国家主席に送った親書を中国側が手続き上の問題点を理由に受け取りを留保していると、日本のフジテレビが30日午後報じた。
フジテレビは「野田首相の親書を持参した山口壮外務副大臣が28日夜、中国・北京に到着したが、30日晩まで親書を伝達できずにいる」とし「このため野田首相と玄葉光一郎外相が30日夜、緊急対策を議論した」と伝えた。
15日に尖閣諸島(中国名・釣魚島)に香港の活動家が上陸し、27日には丹羽宇一郎駐中日本大使の車両が襲撃されたことで、野田首相は28日、胡主席に親書を送った。親書の内容は「大局的な観点で日中関係を安定的に発展させていこう」という内容で、できるだけ中国を刺激しないためのものだったと伝えられた。