<サムスンvsアップル>サムスン、陪審員の評決に異議...控訴も検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.27 15:44
今回の結論は陪審員団の評議を経て出てきた「評決」だ。 1審の最終判決はルーシー・コ裁判長が陪審員の評決を検討した後に出す。 コ裁判長は韓国系米国人で、韓国名はコ・ヘラン。 ワシントンDCで生まれ、1993年にハーバードロースクールで法学博士を取得した。 カリフォルニア北部で初のアジア系米国人の連邦地裁裁判官だ。 コ判事は06年の弁護士当時、アップルのiPodが音楽プレーヤー特許を侵害したと主張したクリエーティブテクノロジーの訴訟を担当し、1億ドルの合意を引き出した。
サムスン側は陪審員の評決に対し、裁判長に異議申請と再審理を要求する計画だ。 裁判長は異議申請の内容が妥当か、陪審員が検討した証拠の中で誤った内容はないかを検討した後、1審の最終判決を下す。 米裁判所で陪審員の評決を裁判長が覆すケースは多くない。 明白な法的、手続き的な瑕疵が発見されない限り、陪審員の判断がそのまま反映される可能性が高い。