野田首相の書簡 「李大統領の竹島上陸」に3度も言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.24 09:10
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野田佳彦日本首相の「独島(ドクト、日本名・竹島)書簡」をめぐり葛藤が深まっている。23日、書簡を送り返しに行った駐日韓国大使館のキム・ギホン政務課長(右)が日本外務省の正門で警備員に止められている。
「野田佳彦日本首相が李明博(イ・ミョンバク)大統領あてに書簡を送ってきました。しかしこれを開ける前に、日本外務省はホームページに書簡の要旨を公開するという外交的な欠礼を犯しました」。
オークランド時間で17日夜。ニュージーランドを歴訪中だった金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官は宿舎でソウルからの緊急連絡を受けた。顔がゆがんだ。日本の欠礼があちこちに見えたからだ。
その数時間前の午後6時、東京の外務省庁舎。「ちょっと来てほしい」という通知を受けて訪ねた李京秀(イ・ギョンス)駐日韓国大使館政務公使に対し、杉山晋輔アジア大洋州局長がいきなり封筒を差し出した。李明博大統領の独島訪問に抗議する内容が入った野田首相の書簡だった。