<韓国大統領選>朴槿恵候補「日本記者の“独島問題解決策”質問に…」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.21 12:05
◇成長と福祉の併行=朴候補は演説文で、「経済民主化は国民の幸福の第一歩だ。中小企業と大企業がともに成長し、非正規職と正規職が差別のない待遇を受けるようにする」と述べた。朴候補は「経済民主化と福祉、雇用が三位一体となる新しいシステムを構築する」とし「成長と福祉が一緒に進む方式に変える」と述べた。このために「各界専門家と国民代表で‘国民幸福推進委員会’を構成し、経済民主化・福祉・雇用を核心内容とする‘5000万国民幸福プラン’を樹立して推進する」と明らかにした。会見では「近く経済民主化に対する総合計画(マスタープラン)を作り、具体的な実践案を明らかにする」と述べた。
◇「準備された指導者」強調=北東アジア情勢に関し、朴候補は「私たちの主権を傷つけたり、私たちの安全と危機を脅かす、いかなる行為も容認しない」とし「しかし平和の維持に満足するのではなく、持続可能な韓半島の平和と東アジア協力のため新しい枠組みを講じる」と述べた。
この部分で朴候補は今が「危機の時代」であることを強調し、「準備された指導者」 「安定した指導者」が必要だと強調した。党関係者は「国政運営に参加した経験がない安哲秀(アン・チョルス)ソウル大融合科学技術大学院長を意識した発言のようだ」と解釈した。ただ、記者が会見で安院長について尋ねると、「安院長の動きや決定については私が答える事項ではなく、純粋にその方が判断してする問題」と答えた。