日本、韓米中大使を異例の同時交代…関係改善の意図?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.21 09:30
日本が韓国・米国・中国の主要3カ国の大使を一新する。揺れる対米外交を立て直し、領土問題で葛藤が生じている周辺国との関係を強化するという名目からだ。武藤正敏駐韓国大使(63)の後任には次官級の別所浩郎外務審議官(政治担当)が内定した。
日本経済新聞は「李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問と天皇謝罪発言で両国関係が急速に冷え込んでいることを考慮した人事」とし「次官級の別所審議官を起用し、関係改善に乗り出そうという意図」と報じた。
駐韓大使に内定した別所氏は自民党政権当時、小泉純一郎首相の事務秘書官を務めた後、外務省の核心部署である総合外交政策局長などを歴任した。李大統領が独島を訪問した10日、日本外務省の一時帰国措置で帰国した武藤大使はそのまま日本で退任する見込みだ。