韓日サッカー対決、泥の上で始まった58年の歴史(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.10 18:44
歴史のくび木がグラウンドの空気まで重くした。チョン・ナムシク(1917-2005)が日本のゴールキーパーとDFの間で必死に足を出してゴールを決めている(写真)。1954年3月7日、日本東京明治神宮競技場。前日の雨でグラウンドは泥沼のようになっていた。ここで栄辱の韓日サッカー史が始まった。
58年の歳月が流れた。韓国と日本のサッカーは「脱アジア」を目標にし、その夢に近付いた地点でまた会った。2012年8月11日(日本時間)、英カーディフのミレニアムスタジアムでロンドンオリンピック(五輪)銅メダルをかけて対戦する。韓国は準々決勝でサッカー宗主国の英国を破った。‘サッカーが宗教’のブラジルに敗れ、決勝進出はならなかった。日本は1次リーグで世界最強のスペインを破った勢いで4強まで進出した。しかしメキシコに逆転負けを喫し、3位決定戦に回った。