<五輪>韓国? 北朝鮮? コリアを知らない組織委員会
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.08.03 10:44
コリア(Korea)がロンドンを沸かせている。しかしロンドンオリンピック(五輪)組織委員会はまだコリアをきちんと把握していない。組織委は開幕前から韓国と北朝鮮の国名を取り違えるなどミスを続けている。「再発防止」を約束したが、まだ混乱しているようだ。
2日(日本時間)に英エクセルロンドンサウスアリーナで行われたフェンシング女子サーブル決勝で金メダルを獲得したキム・ジヨン(24、益山市庁)について、場内アナウンサーは韓国(Republic of Korea)ではなく、誤った国名(The People’s Republic of Korea)と紹介した。北朝鮮を意味する国名(Democratic people’s Republic of Korea)と混ざった名称で呼び、混乱を招いた。表彰台では幸い「韓国代表選手」と紹介されたが、競技直後に金メダリストの国名を正しく伝えず、ひんしゅくを買った。
韓国と北朝鮮を混乱して組織委員会がミスを起こしたのは1、2度ではない。開幕前から問題は発生した。先月26日に行われた女子サッカー1次リーグのベネズエラ戦では、北朝鮮は電光掲示板に北朝鮮の国旗ではなく太極旗(テグッキ、韓国の国旗)が表示されたことに激しく抗議した。当時組織委員会はミスを謝罪し、キャメロン英首相までが収拾に乗り出した。