【社説】正々堂々と競うのがオリンピック精神だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.03 08:57
ロンドンオリンピック(五輪)バドミントン女子ダブルスに出場した韓国選手が「無気力試合」をし、世界バドミントン連盟(WBF)に全員失格とされたのは恥ずかしい事件だ。オリンピック競技場でこうした無気力試合をした韓国選手4人が中国選手2人、インドネシア選手2人とともに退去させられたのは、韓国スポーツ史上初めて経験する恥だ。
彼女たちのように、次の試合で難しい相手を避けたり、近い競技場で苦労なく試合を行うために意図的に負けるというのは、厳然たる勝負操作だ。スポーツは予測不可能だからこそ興味を誘発する。お互い最善を尽くし、正々堂々と戦って勝負を決めるからこそ、観客が熱狂する。そのスポーツで次の試合を有利に行うため、容易にメダルを獲得するために試合を捨てるというのは、あってはならないことだ。