【取材日記】日本が柔道宗主国の自尊心を守る方式
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.01 11:36
「開幕式だけ格好よくてどうする? 競技進行があんなにひどいのに」。もどかしいインターネット画面で夜中に韓国選手の競技を見守った妻の愚痴、とうてい怒りが解けないというその愚痴を聞いてまた明け方に眠りから覚めた。間違った話ではない。朴泰桓(パク・テファン)とチョ・ジュンホにシン・アラムまで。韓国選手だけに厳しいロンドンの悪夢に怒りが込み上げない韓国の国民が何人いるだろうか。
場外の審判委員ために青旗3つが白旗3つに化けた柔道66キロ級準々決勝は韓国だけでなく柔道宗主国の日本にも衝撃だった。前例がないことのためだ。チョ・ジュンホの対戦相手だった海老沼匡の銅メダル獲得が半日で収まるニュースだったら、前代未聞の判定反転は「事件発生」から2日後まで波紋が収まらなかった。