5度目の停車事故 KTXの“魔の金井トンネル”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.31 15:15
27日、KTX(韓国高速鉄道)列車が1時間ほど停止する事故が発生したことを受け、韓国最長(20.3キロ)の金井(クムジョン)トンネルの安全を懸念する声が強まっている。 KTXが金井トンネル内で故障したのは今回で5度目となる。 昨年3月にはトンネル内の上り区間でエンジンの出力が落ち、約20分間止まった。 電気量を調節して列車の車輪を動かす核心部品モーターブロックの故障が原因だった。 4、6月には信号機の異常で10分間ほど列車が停車した。 2010年11月の試運転当時もモーターブロックの故障で停車事故が発生した。
金井トンネルで停車事故が多い理由について、KORAIL(韓国鉄道公社)の関係者は「屈曲・勾配区間が多く、車両に無理がかかるようだ」と述べた。 金井トンネルは金井山を貫通し、釜山東区草梁洞と金井区老圃洞をつなぐ。 線路は8回も屈曲があり、地下50-350メートルの範囲で9回も勾配がある。