【取材日記】「真実のない事実」…T-ARAファヨンのツイートから見る韓国アイドル事情
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.31 09:06
アイドルグループに時ならぬ「いじめ議論」がふくらんだ。まないたに上がったグループは8人組ガールグループのT-ARA。T-ARAは2009年7月にデジタルシングル『嘘』でデビューした。当時には6人組だった。その後『Bo peep Bo peep』で頂点に上がり、『Roly-Poly』『Lovey-Dovey』など多くのヒット曲を出した。
「いじめの当事者」とされたのは2010年末に加入したリュ・ファヨン(19)だ。T-ARAは今年6月にはイ・アルム(18)まで迎え入れ8人組になった。最近右足首を負傷したファヨンは25~26日に日本武道館で開かれたコンサートでまともに立つことができなかった。これをめぐりツイッターでファヨンと残りのほとんどのメンバーの間に「意志の問題か、違うのか」で不仲がふくらみ「ファヨンいじめ説」が急速に広がった。
議論が拡大するとT-ARAが所属するコアコンテンツメディアは30日に重大発表として「ファヨンとの契約を解除する」と明らかにした。事実上の脱退だ。所属事務所は、「ファヨンがチーム最年少でありながらトップスターのような振る舞いをした。生放送に穴を開けるなど数十種類の事件を起こしマネジャーなどスタッフを疲弊させた」と主張した。「いじめ説」は「事実無根」と一蹴した。