中国から追放された韓国の北朝鮮人権活動家、電気拷問を受けていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.27 10:51
中国で114日間拘禁され、このほど追放された北朝鮮人権活動家の金永煥(キム・ヨンファン)氏(49)が、中国政府から電気拷問を受けていたことを26日、知人に明かした。金氏の知人である北朝鮮人権団体の幹部は「金氏が今年3月28日に大連で逮捕された直後、18日間黙秘権を行使する過程で中国公安が高圧電流の流れる電気棒を体に突き付けて苦痛を加えていたと明かした」と述べた。
金氏によると中国公安は「中国国内の組織ネットワークについて白状しろ」としながら電気拷問を加えた。中国公安は金氏の悲鳴が周辺に漏れないよう、取調べ室ではボリュームを大きくした音楽を流していたが、曲が変わるときに金氏の悲鳴が取調べ室の外に漏れていたという。この時、隣の部屋に拘禁されていた仲間が拷問されていることを知ったのだ。