【社説】経済を守らずして経済民主化もない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.26 14:08
与野党大統領選挙予備候補らの福祉拡大と経済民主化公約がぜいたくと感じるほど韓国経済が速いスピードで凍りついている。このままいけば3%経済成長も大言壮語になる厳しい状況だ。何より欧州と中国から吹きつける逆風が尋常でない。スペインは10年満期の国債収益率が7.58%まで沸き上がり国債を正常に発行し難い窮地に追い込まれた。救済金融申請が秒読みに入ったのだ。ユーロゾーンの最後の救援投手であるドイツ経済も国家信用等級が「否定的」に削られるほど揺らいでいる。 韓国の最大輸出市場である中国まで7.5%経済成長のマジノ線で苦戦している。
政策当局も先進国・新興市場の同伴沈没に緊張する雰囲気だ。スマートフォン特需を享受する電子を除いて5大輸出品目である船舶・石油・鉄鋼・機械輸出が一斉に減少している。消費者心理指数は2カ月連続下落して、内需拡大で輸出不振を埋めようとしていた夢は水の泡になった。今年の設備投資増加率も当初6.2%の展望値を5.8%に下げるほど企業らの投資心理が凍りついている。輸出・消費・投資が一度に沈みながら韓国経済も最悪のシナリオまで排除することができない状況に達した。