「北朝鮮兵士・航空機の脱出対応」 中国が警戒強化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.23 10:39
北朝鮮軍の兵士と航空機が国境を越えて中国に脱出するのを防ぐため、中国軍が朝中国境地帯の警戒態勢を大幅に強化したと、日本の読売新聞が22日報じた。
読売新聞は香港で活動中の人権団体「中国人権民主化運動ニュースセンター」が21日発表した内容を引用し、「中国軍が最近、早期警戒機4機を朝中国境地帯に追加で派遣し、北朝鮮軍の動向を24時間監視している」と報じた。
また中国吉林省の四平軍用飛行場では17日以降、北朝鮮軍用機が中国領空を侵犯するのに対応した緊急演習が8回も行われたという。これは「北朝鮮軍内部の核心だった李英鎬(リ・ヨンホ)前人民軍総参謀長(70)の解任が平和的に行われなかったとの情報を中国が得ていることを裏付ける動き」ということだ。