核燃料を再処理できない原発強国・韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.23 08:19
韓国の原子力利用に対して厳格な統制を加えた米国政府が、韓国の自律性を一部認める意向であることが伝えられた。韓米原子力協定の満了を2014年3月に控え、両国が行っている改正交渉でだ。
米国はその間、核拡散を防ぐという理由で韓国側の独自の原子力利用を制限してきた。このため原子力協定は代表的な「不平等協定」だという批判を受けている。特に「使用済み核燃料の乾式再処理(パイロプロセシング=pyroprocessing)」を認めるべきだという韓国政府の要求に対し、米国は「絶対不可」から後退し、折衝の余地を見せたことが確認された。