<野球>韓日レジェンドマッチ、韓国が5-0勝利
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.21 11:02
「最近でも腹が出ている人がいるのか。ハハハ」。野球界の元老・金応竜(キム・ウンヨン)元サムスン監督(71)がヘッテ時代の弟子の金城漢(キム・ソンハン)元起亜(キア)監督(54)を見ながら言った。20年前まで腹を突き出しながら審判に抗議していた金応竜元監督は、高齢になった最近、かなり体重が落ちている。それで太った後輩をつかまえてこう言ったのだ。20日、ソウル蚕室(チャムシル)球場で開催された韓日プロ野球レジェンドマッチのダグアウトの風景だ。
韓国と日本の野球スターがソウルに集まった。グラウンドを離れ、監督・コーチ、解説委員として活躍しているが、気持ちは相変わらず青春だ。さらにこの日の試合は韓日戦だ。試合前、金寅植(キム・インシク)韓国代表チーム監督(65)は選手を集め、「対戦相手は日本だ。これ以上の言葉は必要ないだろう」と語った。
韓国の先発は宣銅烈(ソン・ドンヨル)起亜監督(49)。99年に日本の中日を引退してから13年が過ぎたが、ストレートの最高球速は128キロを表示した。1イニングに安打と四球を一つずつ許したが、無失点に抑えた。一死一、二塁から4番の清原和博と5番の村上隆行を連続三振に仕留めた。試合前に「腕が上がらない」と話していた宣監督はマウンドに立つと、全力で投げた。