ASEAN、“親中vs反中”分裂…米中代理戦に終わったARF
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.14 11:31
第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)外相会議が行われたカンボジアのプノンペンは激しい外交競演場となった。参加国の利害が絡んで衝突した。しかし大きな枠で見ると米国と中国の代理戦だった。
今年初め、オバマ米大統領が「米国の外交の中心を欧州からアジアに移す」と宣言して以来、米国はASEANに対する外交にいつよりも積極的になった。クリントン米国務長官は会議が開催されるまで、日本・モンゴル・ベトナム・ラオスを経てプノンペンに到着した。この4カ国は中国と領土問題などで対立している国だ。反中国連帯をあらかじめ組んで会議場に到着したのだ。