“保全地域指定”DMZ、ユネスコで拒否…韓国政府の準備不十分で
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.13 10:12
非武装地帯(DMZ)南側地域一帯をユネスコ生物圏保全地域に登載しようとしていた韓国政府の計画が失敗に終わった。ユネスコ側が基準に達していないなどを理由に指定を留保したためだ。ユネスコで生物圏保全地域指定案が拒否されたのは初めてで、政府が準備があまりできていない状態で計画を押しつけたためという批判が出ている。
環境部によると12日未明(韓国時間)、フランスのパリで開かれたユネスコ「人間と生物圏(MAB)プログラム」国際調整理事会でDMZ一帯の生物圏保全地域指定案が留保された。
理事会は12日の会議で、DMZ生物圏保全地域計画案が核心・緩衝・移転地域など3段階でなされる「世界生物圏保全地域ネットワーク規約」の用途区域設定基準(第4条)に合わないという結論を出した。