金正恩外交が公式デビュー…北の外相、東南アジア5カ国と相次ぎ会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.12 10:04
金正恩(キム・ジョンウン)の北朝鮮が国際会議に公式デビューし「東南アジア優先戦略」を掲げた。9~13日にカンボジアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に参加した北朝鮮は中国と東南アジアに向け高強度の外交的歩みを見せた。
朴宜春(パク・ウイチュン)外相を団長に金明吉(キム・ミョンギル)アジア太平洋局長らが含まれた北朝鮮代表団10人は11日午前に中国南方航空便でカンボジアのプノンペン国際空港に到着した。金正恩外交のスタートは最近関係が冷え込んでいるとされる中国との対話だった。
朴外相はこの日午前から楊潔チ中国外交部長と1時間にわたり会談したのに続き、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、カンボジアの代表に相次いで会うなど今回の会談期間に6カ国との会談日程を消化する予定だ。中国との会談では4月の北朝鮮のロケット打ち上げ後小康状態となっている両国間の対話を復活させるべきということで一致した。ASEAN諸国との会談では政治・安保・経済協力案を議論した。