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北朝鮮金正恩、公式の席に内縁女性「ヒョン・ソンウォル」同行?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.09 10:58
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この女性の実体について金正恩の妹、ヨジョン(23)であるという見方が提起された。ヨジョンが兄の近くに遂行して音楽会出席や祖父追悼行事に出席するなどファーストレディの役割をしているという分析だ。ヨジョンは1990年代、実兄である正哲(ジョンチョル)・正恩についてスイス、ベルン国際学校に留学していた。昨年12月、金正日(キム・ジョンイル)葬儀行事の時、喪服姿の若い女性が金正恩のそばで弔問客を迎える場面が出てくると韓国情報当局はヨジョンであると判断した。金正恩夫人という分析も出ている。婚約者でなければ最高指導者となった金正恩のそばに座って2時間以上の公演を見ることはできないだろうということだ。 また、義祖父である金日成追悼行事に金正恩とともにいることであり得るという観測だ。国家情報院など情報当局は「金正恩の結婚は確認されていない」という立場だが、ある北朝鮮専門家は「咸鏡北道・清津(ハムギョンブクド・チョンジン)出身の女性と婚約した」という話を韓国の情報関係者から聞いた」と話した。だが、配偶者を今回のようにいきなり登場させる可能性は少ないという指摘もある。 金日成が死亡1ヵ月前である1994年6月、ジミー・カーター元米国大統領の平壌(ピョンヤン)訪問時、後妻である金聖愛(キム・ソンエ)を同行したのを除けば金日成・金正日が夫人を公開の席上に見せたことはない。

一部では一時、金正恩とスキャンダルが飛び交った普天堡電子楽団出身の歌手、ヒョン・ソンウォルの可能性も出ている。ヒョン・ソンウォルは2005年「駿馬娘」(よく走る馬のように仕事ができる女性の意味)というヒット曲で人気を博したが、金正恩が後継者に浮上した2006年、突然姿を隠した。それから今年3月、銀河水管弦楽団の音楽会に6年ぶりに顔を表わした。当時、臨月の身体で客席にいたヒョン・ソンウォルは司会者が舞台に上がるようすすめるとすぐに「出産を控えている」と遠慮して度重なる要請に歌を歌った。情報当局者は「ヒョン・ソンウォルは金正恩と10代のころから懇意にしていて、内縁関係という話まで北朝鮮高位層の間に出回るほど」と伝えた。しかし内縁の女性を祖父の追悼行事の席に同行するというのは常識外れだという反論も侮れない。

 



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