鳩山氏、資格停止処分を受けても離党できない理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.05 09:46
野田佳彦日本首相は3日、消費税増税法案に反対票を投じて離党届を提出した小沢グループ37人を除名処分とした。すでに小沢一郎元民主党代表グループの新党設立が進行しているだけに、37人に対する懲戒発表は形式的な手続きだった。
目を引いたのは鳩山由紀夫元首相に対する「党員資格6カ月停止」という重い懲戒だった。先月26日の表決で反対票を投じながらも党に残った議員は19人。このうち鳩山氏だけ6カ月処分を受け、残り18人は2カ月処分を受けた。
鳩山氏は9日の党倫理委で6カ月の資格停止処分が確定すれば、9月の党代表選挙で投票権を行使できない。さらに今年中に衆院総選挙が実施されれば、公認も受けられない。このため党内では「野田首相がが小沢氏を追い出したのに続き、鳩山氏まで追い出そうとしている」という解釈も出ている。