韓国と中国が軍需支援協定を締結へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.04 10:15
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結を保留した韓国政府が今度は中国と事実上の軍需支援協定(ACSA)を推進中であることが確認された。ただし両国が互いに軍需品を支援できる範囲は海外の災害救助や人道的救護活動に制限される予定だ。
韓国国防部当局者は3日、「中国人民解放軍総後勤部(軍需総括部署)の招きでイ・サンウク軍需管理官(局長)が2日から6日まで中国を訪問中だ。韓中修交20周年の8月24日に合わせ災害救護関連の了解覚書(MOU)締結を協議する予定だ」と明らかにした。国防部が推進する了解覚書には相互軍需支援協定の内容も含まれている。韓国政府はこれまで米国をはじめ10カ国と相互軍需支援協定を結んでおり、中国のほか現在英国、スペイン、マレーシアと締結を進めている。