【取材日記】サムスン・LG・ソニーが見るそれぞれの未来
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.04 08:32
米国の経済学者ジェレミー・リフキンは最新作「第3次産業革命」で産業化時代の終末を宣言した。第2次産業革命を導いた石炭・石油の時代が過ぎ、太陽光や水素を活用した燃料電池のようなグリーンエネルギー源が産業を牽引する時代がくるということだ。彼の主張によればこれまでは発電所で電気を作って各家庭や建物に送ったが、これからは各家庭と建物が小型発電所となる。空気中の酸素と水素を結合させてエネルギーを作る燃料電池と太陽光発電のおかげだ。
そのような世界がくるのかと思うがLGはすでにその世界を準備している。先月28日にLGはロールスロイスフュエルセルシステムズの株式51%を取得した。英ロールスロイスの子会社のこの会社は発電用燃料電池を作るのに必要な核心技術を保有している。LG関係者は、「2020年にはグループ売り上げの15%をグリーン産業分野で上げる計画だ。すでに各系列会社で太陽光発電と電気自動車用バッテリーのような多様なグリーンエネルギー源を次世代成長動力として育成中だ」と説明した。