金正日総書記、2010年に核兵器の大量生産を指示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.03 09:04
金正日(キム・ジョンイル)総書記が軍事的側面から核兵器を大量生産するよう指示した事実が北朝鮮の公式文書を通じて確認された。日本のメディアが2日に報道した。これは北朝鮮がこれまで一貫して内外に明らかにしてきた「核の平和的利用」の主張を完全にひっくり返すことだ。
東京新聞はこの日、独自に入手した朝鮮労働党の内部文書を引用して「北朝鮮が2010年11月に米科学者に公開した寧辺(ニョンビョン)のウラン濃縮施設に関し、金総書記が『ウラン濃縮技術は、民需工業に利用するために時間をかけるものではない』と話した」と伝えた。文書はまた、金総書記が「軍事的側面で原爆となるのは当然であり、大量の核兵器を生産するよう」指示したと明記した。