【コラム】韓日情報保護協定は不倫なのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.02 11:15
いまセヌリ党が政府に肩入れすれば、ややもすると親日と罵倒される危険もある。われわれの国民感情法ではまだ従北より親日の罪がさらに重いようだ。親日という「緋文字」が刻まれていては大統領選挙の局面を突破するのは容易でない。超敏感性引火物質の「親日フレーム」に引っかかりでもすればこれまで従北議論で得ていた反射利益をすべて返上しても足りない。
結果的にはセヌリ党が政府を圧迫し協定を留保させた姿になった。セヌリ党としては大規模火災に移る直前に急いで身を避けたわけだ。それでも野党はセヌリ党のアリバイを否定し攻撃しており、どこまで広がるのか今後を見守るしかない。