「高齢化が金融危機を招く」韓国の民間シンクタンクが指摘
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.25 09:42
高齢化など人口構造の変化が新たな金融危機を起こす背景に作用する恐れがあるという主張が出された。
現代経済研究院のイ・ジュンヨプ研究委員は24日、「人口5000万人時代と人口ボーナスの消滅」と題する報告書で、「1966年から2012年まで韓国は“人口ボーナス”すなわち生産可能人口の比率が上昇し、総扶養費が下落しながら経済成長が促進される効果を享受した」と分析した。特に55~74年生まれのベビーブーマーが生産可能人口にさしかかり生産可能人口の割合は70年の54.9%から89年には68.6%に急騰し、実質国内総生産(GDP)増加率は年平均9.3%に達した。