在韓米軍、北焦土化の“鉄の雨”最新型武器を増強
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.18 09:10
在韓米軍が最近、地上軍の戦力を急速に増強していることが確認された。特に、ロケット1発でサッカー場の2、3倍の大きさの面積を焦土化させる地対地ミサイル「ATACMS」(=Army Tactical Missile System)、射程距離50キロの多連装ロケットなど最新型武器を増強配置中であることが17日、確認された。
在韓米軍の関係者は「最近ATACMSと多連装ロケットのMLRSを在韓米軍に導入している」とし「年末を目標に大々的な増強配置を実施している」と明らかにした。また「増強配置中の武器は弾道ミサイルに劣らない威力があり、対北朝鮮抑止効果が大きい」とし「北朝鮮の軍事的緊張に正面から対抗し、2015年に予定された戦時作戦統制権移譲過程で発生するおそれがある戦力の空白も埋められる」と述べた。
ただ、具体的な規模は明らかにしていない。米地上軍の戦力増強は、サーマン韓米連合司令官が最近、アパッチ攻撃ヘリの配置を米国防総省に要請した中で行われているという点で注目される。また、米国は軍戦力担当者を韓国に送り、在韓米軍の戦力運用状況を点検中だ。これを受け、今後、在韓米軍が新型武器を追加で導入する可能性が提起されている。