NLL側に接近する北朝鮮の戦闘機…韓国空軍が対応出撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.07 08:21
5日午後、北朝鮮のスホイ(Su-25)戦闘機1機が江華島(カンファド)海上の北方限界線(NLL)側に南下し、韓国の戦闘機4機が対応出撃した。
軍当局者は6日、「昨日午後5時ごろ、北朝鮮のSu-25と推定される戦闘機が韓国空軍が設定した戦術措置線(TAL)付近の開城(ケソン)上空まで南下し、数分間にわたり威嚇飛行をした」と明らかにした。
韓国空軍は瑞山(ソサン)・水原(スウォン)飛行場の2機のKF-16と2機のF-5を対応出撃させた。戦術措置線は、韓国空軍が軍事境界線(MDL)と西海NLLの20-50キロ北側上空に仮想設定したライン。北朝鮮の戦闘機が離陸後3-5分には首都圏に入るという点を勘案し、TALに接近すれば韓国の戦闘機は対応出撃することになっている。