【社説】李海チャンの慎重ではない処身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.06 16:16
民主統合党の党代表に立候補した李海チャン(イ・ヘチャン)が「キレた海チャン」という別名を得た。5日、朝の生放送ラジオインタビューで腹を立てた李海チャンは、怒って一方的に電話を切るという放送事故を起こした。李候補は火のような性格で有名な政治家だ。ところが今回はいつも以上に度が過ぎた。李候補の資質を疑わざるをえない。
今回明らかになった最も深刻な問題は、李候補の誤ったメディア観だ。李候補が問題視したのは、インタビューを求めたYTNが「予想質問ではない質問した」という点だった。主要政治家の場合、通常はインタビューを要請して協議する過程で、慣例的におおよその予想質問をやり取りする。今回もYTNは7つの質問を李候補側に送った。その中の一つが林秀卿(イム・スギョン)民主統合党議員についてのものだった。YTNはインタビュー後半に、林議員の最近の発言について質問した。ところが質問が長くなると李候補が怒り始めた。