北朝鮮の偵察総局、ゲームに悪性コード仕込み仁川空港を攻撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.04 09:24
昨年9月15日、仁川(インチョン)空港航空交通センター(ATC)の電算システムが57分間使えなくなった。飛行資料を外部機関に提供する飛行資料伝達装置(FDP)が突然作動しなくなったためだった。この渦中に航空機18機の運航に支障が出た。当時国土海洋部は「FDPは外部網とつながっていないためハッキングの可能性はない」と明らかにした。しかしこの事件は北朝鮮の仕業であったという情況が明らかになった。
北朝鮮の偵察総局が、悪性コードが隠されたゲームプログラムを韓国内にまき散らした後、これを通じて仁川空港など国家基幹網に対するサイバー攻撃を試み公安当局に摘発された。 ソウル地方警察庁は3日、国家情報院との捜査により悪性コードが入った北朝鮮製ゲームプログラムを韓国内で流通させた容疑(情報通信網法違反など)で、射幸性ゲーム開発会社代表を拘束したと明らかにした。